9/19 ボツワナで停電したけどホストファミリーのおかげで全然乗り切れた話
お久しぶりです~!リコです。
最近プログラムのボツワナのパートが終わり、10月からは南アフリカで残り3分の2つ目のプログラムが始まります。
ホスファミに別れを告げたり、南アフリカへ飛んだり着いて早々食中毒になったりと、色々バタバタしてたけどできるときに書いていくよ~
今日はマニャーナ村に嵐が来て停電になったときのお話!
〈メモ〉
・本人…Pitzer大学の3年生。留学制度を利用してボツワナと南アフリカに留学してるよ
・ハボローネ…ボツワナの首都。わたしはそこから1時間くらい離れたマニャーナ村に住んでる
・ホストファミリー…ホストマザー、30代のホストシスター、ホストブラザーの3人のおうちにステイしてる
・みんな/友達…一緒に留学してる9人。Pitzer含め色んな大学から来てる。わたし以外全員アメリカ人。
チョベへの5日間の修学旅行から帰ってきた後は、Nkaikela Youth Group(ンカイケラ・ユース・グループ)というNGOでみんなでインターンしているよ。
HIV/AIDsの影響を受けている女性たちやセックスワーカーを支援している団体で、NGOが第一線でどのような仕事をしているかを、学ばせてもらえることになったのだ。
よかったら彼女らのサイトものぞいてみてね👇
オフィスはハボローネにあるのでみんなで朝、バスに乗ってオフィスまで行く。
初日は仕事内容の説明や事務所の案内、仕事を取りかかったところで時間になったのでみんなで帰宅する。
寄るところがあったので、遅くなっちゃったな、と思いながらみんなでバスで村まで帰っていた。
そしたら突然空がにわかに暗くなり、びゅううう、と風が強くなり、あっという間にバンは砂嵐に飲み込まれた…
バンの窓から砂が吹き込み、慌ててみんなで窓を閉める。ただでさえ道は街灯が少なくて暗いのに、砂でさらに視界が悪くなる。
と思ったら、あっという間に大粒の雨が降ってきた。
ボツワナに来て1度も雨が降ったのを見たことがなかったのに、突然ゲリラ豪雨のような猛烈な雨が降ってきた。
なんてこった、とみんなで車内で顔を見合わせる。
びかびか!!と雷も鳴るようになってきた。
バンは原野の中に舗装された一本道を走ってるので、陽が沈むと道は真っ暗だ。
街灯もほぼない。そんな中、稲妻だけが頭の上で轟きながら一瞬だけあたりを照らす。
灯りがないと、雷はこんなにも明るいものらしい。
さっきまでざわざわ興奮していたみんなも、もう静かになっている。
わたしはちょっと怖くなりながら、村まで無事に帰れますように、と祈る。
家にようやっと着くと、ホストマザーがパラフィンランプに火をつけている。どうやら停電したらしい。
「ちょうどパラフィンが少なかったから、明日買いに行こうと思ってたのにねえ」とため息をついている。
ボツワナでは停電はしょっちゅうで、そうなったときのために常にろうそくやパラフィンランプが置いてある。
パラフィンランプとろうそくを家中に置いて回る。
停電に加え、途中から電波もふっつりと通じなくなる。
ホストマザーとシスターが暗い中パラフィンランプで料理してくれた夕飯を食べて、2個目のレポートに向けてホストマザーにインタビュー。
スマホもパソコンも充電できず、電波がないのですることもない。
けど、準備をしてくれていたり暗い中でも料理をしてくれたホストファミリーのおかげで、ことさらに不自由を感じることなく過ごすことができたのは本当に感謝しなければいけないと思う。
外では雨や嵐がいまだ吹き荒れている。家全体ががたんごとんと揺れる中で、真っ暗な中でシャワーを浴びて早めに寝る。おやすみなさい。
今、中の人は南アフリカに来たばっかりでまた1週間くらいは書けないことが予想されてるけど、書けるときに書いてきます~
今回も読んでくれてありがと!また次の記事でもよろしく!