ぴっつぁー大学留学記/Pitzer College blog🌵

アメリカの大学に進学して感じたことを率直に記録していくブログです

10/6 南アフリカの首都、プレトリア観光!

今日は南アフリカの首都プレトリアの観光日記だよ~

プレトリアには5日間くらいいたんだけど、うち3日間は食中毒で死んでたので最終日2日の話です~

Freedom Parkの丘の上からはプレトリアが見渡せる。大都市!!!

南アフリカの首都、プレトリアってどんな都市?

プレトリアの第一印象は、まじで都市。大都市。ボツワナの田舎から急に都市に出てきたからって言うのもあると思うけど。

人や建物の密度とか徒歩圏内での選択肢の広さで言ったらほんと東京、バンコクみたいな感じを受けた。

Nandos(ナンドースっていう現地のファストフードチェーン)、マック、バーガーキング、カフェ、KFC、チェーンの種類だけ見たらほんとにアメリカみたいな感じ。

さすがアフリカ大陸一の経済規模を誇る、南アフリカの首都だけはある。

 

歩いてる人も多様で、黒人が大半なんだけど、インド系、白人、東アジア系、ほんとに様々。

何より、歩いてるだけで道のあるとあらゆる人間からじろじろ見られなくて済むことのありがたさ。視線を感じずに済むのはありがたい。

 

南アフリカで心配なこととしては、計画停電があること。電力供給のひっ迫具合によって1日に2時間~4時間ほどの停電があり、本当にひどいときは1日に8時間も電気が使えないときがあるらしい。

計画停電に備えて、大きなお店やモール、公共施設にはジェネレーターという小型の発電装備が置いてあることもある。

プレトリアではも大体の店舗にはバックアップ電源があるらしく、深夜まで明るくて騒がしい。

大体のお店も夜まで空いている。プログラムディレクターも、ここなら一人で出歩いても夜でも大丈夫だと太鼓判を押してた。まあ結局一人でそんなに歩いたりしてないけど。

 

そういえばタクシー乗ってて思ったけど、南アフリカでは多様な人種が暮らしてる分、セグレゲーションがほんとにすごい。

やっぱり白人が溜まってるお店、黒人ばっかりのお店、はっきり分かれてる。サービス業は黒人ばっかり、医者とかのホワイトカラーは白人、アフリカーナーばっかり。

住んでいるところも、豪奢な建物が並ぶかと思えば、バラック小屋にトタン屋根の建物が折り重なるようになっているところもある。有名な観光地のすぐ隣ですら、バラック小屋ばかりがひしめき合っていた。

こんなにひどい経済格差だとは思わなかった…。

 

Freedom Park観光

6日はfreedom parkに行く。南アフリカの歴史についての博物館。みんなはわたしが食中毒で死んでる間に行ってきたから一人で行ってきたけど、ほんとに行ってよかった。

クリエイティブな展示方法と圧倒的な展示品の数々に圧倒されてしまった。

植民地化の歴史から抑圧の歴史、ネルソンマンデラが当選するまでの流れでは思わず涙してしまった。南アフリカに来た人にはみんなめちゃくちゃおすすめしたい。

奴隷貿易の悲惨な歴史を立体的なワイヤーアートで表現した展示。目の前に立つとスケールの大きさに圧倒される

白人が植民地化当時、使っていた品々がガラスにぎちぎちに詰められて写真と一緒に展示されている 実際に見るともっと迫力があります

ネルソンマンデラが当選するまでの長い闘いを描いたコーナー 戦いには彼の27年間の投獄期間も含まれている

マンデラがサインした国旗!

 

ただ、びっくりしたのが、こんなにクオリティが高くて魅力的な美術館なのに、私以外お客が一人もいなかったこと。え、どういうこと???

 

帰り際にUberを待っていると、4人組の大学生に「どこから来たの?」と話しかけてもらった。彼らは全員プレトリアの大学に通っていて、エンジニアを学んでいるとのこと。

南アフリカには12の公用語があるので、何語を喋るの?と聞いたら、彼らのうち一人が一人を指さし、"He is coconut" ってにやにやしている。

どうやら、「英語しか喋らない黒人」を指して、「外側は黒だが中身は白いこと」をココナッツと呼ぶらしい。面白。

二人はソト語、二人は少しセツワナ語も喋るらしい。

 

アメリカでの大学生活やここでの話、など色々話せて楽しかった。そのあとはUberでぶーんと帰ってきて夕飯を中華料理屋さんで食べ、部屋に帰ってきてパッキング、シャワー、メール。明日にはホストファミリーに会う。

 

今日はこんな感じ!読んでくれてありがとう、また次の記事でね~