9/11 ボツワナの進学校「リハエ・アカデミー」に遊びに行ってきた②
昨日の続き!最初から読みたい人は、①から読んでみてね~
昨日書いた分は、ホストシスターが働くリハエアカデミーにお邪魔して、教室で子供たちに挨拶させてもらったり、図書館で司書さんにお話を伺ったりしたところまで!
今日は中庭で生徒たちと実際に喋ったところを書いていくよ~
〈メモ〉
・ハボローネ…ボツワナの首都。わたしはそこから1時間くらい離れたマニャーナ村に住んでるよ
・ホストファミリー…ホストマザー、30代のホストシスター、ホストブラザーの3人のおうちにステイしてるよ
・セツワナ語…英語と並んでボツワナの公用語。セツワナ語を話せるように、最初の一か月くらい授業を受けていた。
お昼休みの鐘が鳴ったころ、わたしが居させてもらってる物理の教職員室にノックがあって、「質問したいんですけどいいですか」と二人の男の子が質問に来てくれた。
一人はたしかザンビア出身で、もう一人はご両親はインドからの移民でボツワナ出身。アメリカへの大学進学を考えてるみたいで、わたしがアメリカの大学に通ってることを自己紹介で聞いてきてくれたらしい。
SATスコア(共通テストみたいなやつ)、エッセイのコツ、出願のコツ、など受験についての質問を色々される。
質問の内容だけ見るとアメリカや日本の海外受験を目指してる生徒と何ら変わらなくて、本当に優秀な生徒たちなんだなあと驚いた。
そのあとには中庭を歩き回って、生徒たちに何人か話しかけてみた。制服じゃない姿は浮くので、すぐに何人かの子に声をかけてもらう。
10人ちょいくらいお話して、わかったことをまとめると、
- ボツワナだけじゃなくてザンビアやジンバブエ、中国、インドなどいろいろな国から来てる子たちがいる
- 先生は黒人の方や白人の方、インド人、中国人の方など様々
- 「何勉強しているの?」と聞くと、ビジネスや会計学、プログラミング、心理学などいろいろ勉強できるみたい、大学のようにある程度自分で選びたい分野を選んで勉強できるみたいだ
- 高校2年生にもなると受験に向けてガリガリ勉強している
- 中国やインド出身の子は親がボツワナに越してきて、自分はボツワナ出身だという子が多い
- 中国出身の子は圧倒的に英語がわからない子が多かった。ホストシスターと話していても、中国人の子は英語がわからなくて苦労するわーと言っていた
日本やアメリカのことを聞かれたり、なぜかサインを求められたり、いろいろお話しできて楽しかったのでした。
授業はすべて英語で行われているとはいえ、家に帰ったらそれぞれの言語で家族とは会話しているだろうに、大体の子は英語が何の問題もなく話せていてすごいな~と感心しました。
ただ中国人の子との会話は苦労した…もっと中国語磨きたいなあ。
こっちに来てからかなりの回数、中国語もっと勉強したいなあと思っている。どこにでもいる中国人すごいし、どこにいても英語が話せなくても大丈夫なくらい中国人ネットワークがあるということがすごい、ということをひしひしと感じるのでした。
ホストシスターの学校が終わるのを待って、帰路に着く。
ハボローネの市内をまた乗り合いタクシーで帰る。ハボローネ市内はアメリカ郊外都市って言われても違和感ないくらい、雰囲気が似ている。
ただちょっと横を見てみると、牛がトラックの荷台に積まれてたりして、そこはボツワナっぽいなぁてなる。
これから美味しいお肉になるんだろうか…
ハボローネの駅で見た仕立て屋さん。ジャーマンプリントのドレスがとても素敵。
と思ったら、街角で青空仕立て屋さんをしている女性を見かけた。足踏みミシンごと道において、その場でお直しをしてくれるみたい。
ぼーっと見ている間にも、早わざでスカートを縫っていた。すごい!
おそるおそる写真を撮っていいかと現地語でお願いしたら、笑顔で許可をもらえた。
毎回こういう時に、英語で話しかけるのと現地語で話しかけるのでは、返ってくる答えが変わらないかもしれなくてもより笑顔で応えてもらえる確率が上がる気がする…と思いながらへたくそでも現地語で喋ることを頑張っている。
最近は喋ってないから忘れがちだなあ…悲しい。これからも忘れないように使っていきたいな。
駅を通り抜けると人がごった返すバスターミナルに着く。そこで列に並んで、パイやアイス、水を売りながら番号を聞いてくる人たちを適当にかわしつつ、1時間くらい待ってバスに乗る。
市場は熱気があって人も多くて、ボツワナは人口がめちゃくちゃ少ないはずなのに、これだけたくさんの人が毎日ハボローネまで出てきて仕事をしているのか、と感心する。
ぎゅうぎゅうのバスに揺られて家に帰ったら、今日の冒険はおしまい。
今日も読んでくれてありがと~!次の記事ではニワトリを絞めるよ🐓 またね!