9/16 ヴィクトリアの滝に行ってきた!!面白い日本語タトゥーのお姉さんに会ったよの巻
こんにちはリコです!今回はヴィクトリアの滝に行った時の話を書くよ~
サファリに行った会から読みたい人は、下のリンクから読んでみてね!
〈メモ〉
・本人…Pitzer大学の3年生。留学制度を利用してボツワナと南アフリカに留学してるよ
・みんな/友達…一緒に留学してる9人。Pitzer含め色んな大学から来てる。わたし以外全員アメリカ人。
今日はチョベから少し足を伸ばしてヴィクトリアの滝に行ってきた!
ヴィクトリアの滝はボツワナとジンバブウェの国境近くにあって、チョベからはバスで1時間くらいで行けるみたい。
もともとは予定にはなかったんだけど、友達のうちの一人が「こんな機会もう絶対ないから行きたい!!」って提案して、検討した結果行かせてもらえるようになったのだ。
大型バスで混雑した道をバスで進むと、あっという間についた。
ゲートを抜けてしばらく歩くと…
目の前に、どーん!!!!!!
うわああああああああすごい!!!
高く吹き上げられた飛沫が風に乗って、こちらにまでぱらぱらと霧雨が降っている。
ほかのところと違って、滝の周りだけはツタ植物やシダ植物が青々と生い茂り、南国のジャングルのような植生になっていた。
ヴィクトリアの滝は横幅がとても広いので、対岸にある滝を眺めながら移動して様々なスポットで写真を撮ることができる。
みんなのテンションも上がりまくりで、1つのスポットで何十枚も写真を撮ってしまう。
さすが世界三大瀑布に数えられるだけあって、日本の滝とはスケールもサイズも桁違いだ。轟音が常に鳴っていて、わたしたちのはるか下まで落ちているのに頭上高くまで飛沫が吹き上げられている!!
無神論者として22年間生きてきたけれど、あまりの迫力に圧倒されて「ここに神が住んでいないわけはない」って思えるような気がした。
キリストとかの神ではなく、水のシンボルとしての神。ヴィクトリアの滝は白龍が20体余りも並んでいるように見えた
たださすがに人が多く、観光客の大半が白人だったり、中のレストランでは使える通貨がUSDだったりと、かなり観光地だなという感じを受けた。
実際写真を撮るにも何をするにも列に並ばなきゃいけなかったり、人が多すぎてあまりゆっくり滝を楽しむ感じじゃないな…という感じはあったけど。
まあ世界遺産だもんね!人が多くて当たり前だよねーとみんなと話す。
写真を撮っていると、あるお姉さんの腕に目が行く…
そこにはなんと墨痕鮮やかに「金継ぎ」のタトゥーが!
金継ぎっていうのは割れてしまった陶器のお椀とかを金で修復すること、もしくはわざと割って金を入れることで芸術作品に仕上げることらしいんだけど(詳しくは調べてみてね)、
最近なんかこれが欧米人の間ではやってるな…というのは薄々感じてた。
「何か不幸があって壊れて/傷ついてしまっても、それを乗り越えればより強く美しい自分になれる」みたいな美学とともにインスタで「Kintsugi」として紹介されてたり、金継ぎのお椀を見かけることが多いなとなんとなく思ってたんだけど、まさかこんなタトゥーにしちゃうとは…
お姉さんに、わたし日本人なんですけど、と話しかけて、「このタトゥーどうしたんですか?」と聞いてみる。
「えっあなた日本人なの!?このタトゥー、あってるよね?Kintsugiって入れたかったんだけど」と言われてびっくりする。
このタトゥーはネットで調べて何度も拡大して間違いがないことを確認して、スイスで入れたらしい。
うん、合ってる!というとお姉さんは「よかった~!日本人に認めてもらえたんなら大丈夫だ!」って喜んでた。
日本人である自分がこういうタトゥーを入れるかといわれると微妙だけど…タトゥーってもう褒めるしかないし(彫っちゃってるから)、その人が幸せならいいと思う。
あとこういうタトゥー見ると毎回、「そのフォントじゃなきゃいけなかったのかな…」と思ってしまう。なんでみんな明朝体で入れちゃうんだろう。
とにかく…みんなで滝を端から端まで歩いて、虹も見られて、大満足で帰ったのでした。
最近はインターンシップで忙しかったり、独立記念日だったり、明日には南アフリカへ飛び立つのでその準備をしたり忙しいんだけど、みんなが読んでくれるの嬉しくてまた書こうって思えてますありがとう~!
また次の記事でね!ありがとう!