9/15 サファリ観光に行ってきた!②リバークルーズでクロコダイルに会えた
昨日の続きだよ~
最初から読みたい人は①から読んでみてね!
〈メモ〉
・本人…Pitzer大学の3年生。留学制度を利用してボツワナと南アフリカに留学してるよ
・ハボローネ…ボツワナの首都。わたしはそこから1時間くらい離れたマニャーナ村に住んでる
・ホストファミリー…ホストマザー、30代のホストシスター、ホストブラザーの3人のおうちにステイしてる
・みんな/友達…一緒に留学してる9人。Pitzer含め色んな大学から来てる。わたし以外全員アメリカ人。
・セツワナ語…英語と並んでボツワナの公用語。セツワナ語を話せるように、最初の一か月くらい授業を受けてた。
今日はカサネ二日目、早朝のサファリドライブがあるので5時半に起きる。と思ったけどルマーヤの目覚ましで5時に起きてしまった。
ルマーヤと荷物を置き、朝ごはんを食べに向かう。
ジョンがコーヒーを片手に朝日をバックにサルの群れを眺めていた。すごい。
ホテルのすぐ裏に水道があって、そこに野生動物が水を飲みに来る仕掛けになっている。
昨日の夜はなんと、ゾウが水を飲みに来ていた!
サルの群れは数が多いし、もうたくさんいる。
子供とお母さんだったり、メスを追いかけてたり、草をむしって食べてたり、それぞれ自由に勝手気ままに過ごしてる。
それを見ていてなぜかふっと、「人間が一番生物として進化した種ではなく、今地球上に存在する種はすべて種の選択を勝ち抜いてきた種なのだ」っていう言葉を思い出した。
ここにいるどの種だって競争の勝者なんだなあ。どの種だって、進化の最先端にいるんだもんな。
朝はチーズとオレンジとリンゴを食べてお茶を飲んで、6時半にツアーが始まる。みんなで車に乗り込んで気合十分だ。フランスから来たご夫婦も車に一緒。
始まった!!と思ったら、しばらく走ったところで車のエンジンの調子が悪いらしく、仕方なくみんなで宿に戻って別の車に乗り換える。
今度の車は道路をぐんぐん快調に走り、顔に吹き付ける風がとても冷たい。Aジャケット持ってきてほんとよかった…寒い。
と思ったら、がタン!ガガガガガガガと音が轟いて急に車体がガクンと傾く。
恐怖でみんなで顔を見合わせる、ふと見るとタイヤがなぜか私たちと並走している。
呆気にとられて見ているうちにタイヤはどんどん転がり、スピードを落として止まった私たちを追い抜いてどこまでもどこまでも転がってちっちゃくなって見えなくなるところまで行ってしまった。
みんなで呆然としながら車を降りる。
ガイドの人は頭を振りながら、「昨日整備の人が新しくタイヤを付けたばっかりだったのに」と言っている。「ねじがちゃんと締まってなかったんだな」
みんなで車を降りて確認するとタイヤの軸は大きくひしゃげており、ガソリンに引火して爆発とかしなくてほんとによかった、とぶわっと汗が出た。
そうなる可能性もあったかも、と呟くとダニーが真面目な顔で「死んでたかもね」とかいうから頭の芯が冷えた。でも死ななかった。誰もケガしなかった。それが大事!
ガイドさんが応援の車を呼んでくれて、みんなでツアーをキャンセルして宿に向かうことにした。車を待ってる間にジョンとマディソンが色々話をしている。
ガイドさんに「こういうことってよくあるの?」と聞くと「もう毎日のようにあるよ。
サファリカーは長時間走るし、普通の車より全然でこぼこした道を走ったりするからね。」と言っていた。会社が車の整備にお金や時間を使ってないことも一因らしい。
そのあとはモールに行ってルマーヤとショッピング。ルマーヤはスカーフや布、を大量に買っていた。
わたしは白のビーズのピアスを買った。可愛い。
そのあとはみんなでインド屋さんに行ってお昼ごはん。カレーを食べたっけ…お昼ご飯を食べてると、野生のイボイノシシを見かけて大興奮する。
中型犬とか大型犬くらいのサイズがあるんだけど、子供たちに追いかけられてたから全然狂暴じゃないのかな。
日本のたぬきみたいな感じかもしれない。
そのあとはリバークルーズ。
船は苦手だったから不安だったけど、実際始まってみると船は全然揺れなかったし、水を切る風は爽快で楽しかった。
ゾウ!
ワニの赤ちゃん
バッファローにもこんなすれすれまで。
バッファローはすごく狂暴で、widow maker や black deathと呼ばれているらしい。widow makerは未亡人製造器みたいな訳だろうか…難しい。
狩りをした後羽を干してるsnake birdを見たり、水辺でご飯食べてるゾウの親子を見たり、インパラの群れを見たり。
ほかにも、「探検家」livingstonがいたらしい木を見たり、木の解説や鳥の解説やら、ほんとにたくさん聞いた。何を質問しても答えてくれるの、すごいなあ。ほんとに知識が豊富だ…
最後、日も傾きかけてそろそろ帰らなきゃ、ってなったときにガイドさんが急に方向転換して何かと思ったら…ワニがいた!!
大きなワニ。クロコダイルだよ。すごい…水面に、水草のように浮いてた。じっとして動かない。からだじゅうのでこぼこもようは浮島の草と見分けがつきにくい。おぼ同じ色だ。みんな興奮して写真を撮りまくった。すごい、まさか見れるなんて!
ダニーも、正直見れなくてがっかりしてたんだ、ととても嬉しそうだ。
そのあとは夕焼けを眺めながら岸まで帰る。
お腹いっぱい、楽しかった。
今日も読んでくれてありがと!また次の記事でね!
次は何について書こうかな~