ぴっつぁー大学留学記/Pitzer College blog🌵

アメリカの大学に進学して感じたことを率直に記録していくブログです

8/29 洗濯したり洗濯機のありがたみを身に沁みて感じたり

8/29に書いた日記に少し説明とか加えてます~

 

今日はセツワナ語の授業の後、ボツワナ大学の教授を招いての講義があった。めちゃくちゃ面白い内容で、このあとすぐ彼は授業があるらしいのであまり時間が割けなかったのが残念だった。

けどボツワナの歴史とか経済の歴史とか大統領の功績とかすごく詳しく聞けて大満足の1時間半だった。もっと聞けないのが残念だったけど。

 

そのあとは家に帰って洗濯。ホストシスターに洗濯の仕方を教えてもらう。ホストマザー、近所のおばさん、どこかから来た子供、が椅子を並べてわいわい喋り始める。巨大な洗濯桶3つを囲んで、セツワナ語でわいわいお喋り。

近所のおばさんは窓から電源ケーブルを出して、小さなテーブルでジェルネイルをし始めた。

この巨大なタライは普段は物置きにしまってあり、洗濯をするときに大活躍する。洗濯は午後いっぱいを使う大仕事だ

ホストシスターに教えてもらった通り、大きな桶を3つに深く水を溜める。

1つ目の桶には洗剤、2つ目の桶にはただの水、最後の桶には柔軟剤を入れる。白いものから色の濃いものまで順々に、ざぶざぶとそれぞれの桶で手洗いしていく。

 

身を屈めて水を吸ったジーパンとかを洗濯するのはすごくきつかった。ズボンは水を吸うと信じられないくらい重たくなる。

午後で暖かかったとはいえ、水は冷たくて、洗剤で手が荒れたし、ごしごしこすったり水を絞ったりで握力が搾り取られた。

 

洗濯したのはバスタオル、ズボン2着、Tシャツ4着、靴下やハンカチがいくつかだったけど、全部洗濯し終わるころにはへとへとになって、手も二の腕も疲れて凍え切っていた。

これは重労働だわ…。

服が縮むとか傷むとか文句言ってたけど、洗濯機の恩恵には勝てないわ。

文明の利器万歳。日本でも汚れがひどかったら手洗いすることもあるから慣れてるし、自然と調和した暮らしイイネ…とか思ってた自分を殴りたい。これは大変な重労働だ。

下着やハンカチなどの小さなものなら、これくらいの桶でちゃちゃっと洗う

ホストマザーに 「これが自分の仕事だと思ってみなよ、大変だわよ」 って言われたけど、ほんとに大変だわ…。服の洗濯とアイロンがけは昔イギリスとかでも植民地でも庶民女性の典型的な仕事だったって聞くし…

 

まだ1回しか洗濯してないしこれを生業にしてるわけでもないけど、こういう労働の大変さを少しは感じられた気がする。

こういうのって本で読んだり勉強したりして「知る」ことと「わかる」ことは全く別物なんだなということを改めて考えさせられる。

こっちに来て、ホストファミリーと一緒に暮らして初めて、焚火でお湯を沸かしてシャワーがないからシャワー代わりに手ですくって体を洗って、手洗いで洗濯して物も少なくてコンビニもなくて、そういう暮らし方を知ってても実際に体験するのでは全く違う。

少しの時間だけでも体験できてよかった。

 

まとめ:洗濯機 素晴らしい。洗濯機万歳。

洗い終わった後は、洗濯ワイヤーに吊るしてさんさんの日光の下で乾かす。この写真は干す時間をミスっちゃったので暗いけど、真昼は8月の東京くらいの日差しが強いので、数時間もあればぱりぱりになっちゃう。ぱりぱり超えてばりんばりん。

 

そういえば、ホストファミリーにブログ書いてること教えたら「反応は!?」「日本の人はなんて言ってる??」ってめっちゃ聞かれて困っちゃった。自己満足で書いてるだけだし、正直小さいブログで反応とか来ないし…() 読んでもコメント機能使うのって勇気いるよね。

でももし、これを読んで「面白かった」とか「こんなこと知りたい」っていうのがあったら教えてくれるとめっっっちゃ嬉しい…し、書くモチベにもなるからコメントくれたら泣いて喜びます!!なにとぞ!