9/8 ボツワナ日本大使館でお話を聞いてきたよ②
最初から読みたい人は昨日のから読んでみてね👇
Q:JICAの活動について詳しく教えてください。
A:
- 主に教育分野での草の根レベルでの活動を多く行っている
- 教員に対する指導や理科実験のやり方、先生の指導の質の向上、など
- 障がい者施設の建設など、障がいのある人向けの支援も行っている
- 他にも、理学療法士として活躍している人もいる
- 地方自治体のサービスやマネジメント能力の向上、コミュニティ開発の強化、なども行っている
- スポーツや文化の分野では、ボツワナのナショナルチームへ派遣されている人もいる
Q:吉田さん、仕事で大変だったことを教えてください
A:
- 最初の派遣でヨルダンに行ったとき、初めての外国ということもありとても大変だった
- 英語や文化の違い、コミュニケーションの違いで最初の年は特に大変だった
- 後に引けない!と言う思いで頑張った
- エチオピアにも赴任したことあるけど、エチオピアもアラブの血が流れている独特な国
- 文字のある文化で、2000年前の文化が伝わっている国でもある
- AUもあるし政治の中心でもある、開発やビジネスもやりがいがある
Q:相澤さん、仕事で大変だったことを教えてください
A:
- 日本と違い、物事が思ったように進まないこと
- ロジや期限の感覚が日本とは違い、日本と同じように物事が進まない
- けど、必ずしも日本の価値観や生活が正しいわけじゃないと学んだ
- 日本以外の価値観に触れるのは大事
Q:ボツワナの周辺国との外交関係について教えてください
A:
- 対アパルトヘイトのフロントラインだったため、SADC(南部アフリカ共同開発機構)の事務局がボツワナにある
- SADCには16か国が加盟しており、国の制度も民主主義だったり伝統的な制度を取り入れていたりと様々
- 着実に力をつけて関係を強化しているが、まだまだ課題も山積
- 中露と西欧で世界が二分しつつあるなか、アフリカ諸国はどちらにつくのか選択を迫られている
- 南アなどはとても親中
Q:ボツワナと中国の関係について教えてください
A:
- 中国人は、エチオピアよりボツワナには少ない、といっても数千人はいる
- ボツワナは、債務の罠を含め中国のことは非常に警戒している
- 国の歳入の大半を占めるダイヤモンド開発も、イギリスのデビアス社と利益を折半で押さえている
- 日本政府が円借款をしたときも、認められるまでにかなり時間がかかった
- 中国の開発のローンは1%~だが、JICAは0.01%くらいでやっている
- ボツワナは動きは遅いが、すごく慎重に開発を進めている
他にもいろいろたっぷり聞いたんだけど、まとめるとこんな感じ!
改めて、吉田さん、相澤さん、たくさんお話してくださって本当にありがとうございました!
また、アポイントを取るまでのやり取りを丁寧にしてくださった柴田さん、そもそも連絡先を交換してくださった菅原さん、本当にありがとうございました。
おまけ: 吉田さんと写真が取れなかったのが心残りなのと感謝の気持も込めて、似顔絵を描いてみたよ…!(許可確認済み)下手で低クオリティーで申し訳ないけど…載せていいですよと言ってくださって、お話してくださって、本当に本当にありがとうございました…!
今日も読んでくれてありがとう!また次の記事でね〜!!
9/8 ボツワナ日本大使館でお話を聞いてきたよ①
こんにちは!久々の更新になっちゃった、リコです
今週末はボツワナの北にあるチョベ国立公園でサファリを堪能してきたから更新はお休みでした、その時の話もいつか詳しく書きたい!
今日からは、週末ハボローネに遊びに行ってボツワナ日本大使館でお話を聞いてきた時の話を書いていくよ~
〈メモ〉
・ハボローネ…ボツワナの首都。普段はハボローネから車で1時間くらいかかるマニャーナ村にホームステイしてる。
・みんな/友達…ピッツァー含め色んな大学から一緒に留学してる8人。全員アメリカ人。
今日は朝早く友達と学校で集合して、みんなでバスに1時間ゆられてハボローネへ。
オリエンテーションでハボローネにいたとき、仲良くなったBotho大学の学生に「パーティーがあるからおいでよ」と誘われたので、みんなでハボローネで週末を過ごすよ
最初にみんなで布屋さんに寄る。
来る9月30日、ボツワナの独立記念日に向けて伝統のジャーマンプリントの服で記念日をお祝いするためだ。
布屋さんに着いてみんなのテンションがぶち上がる。やっぱり青が多いんだけど、緑、黄色、茶色、赤、オレンジ、いろんな色の精緻な模様の布がずらっと並んでて本当にきれいだった…
私が買ったのはこの生地!
雨が滴り落ちるような、クジャクの羽のような模様が綺麗でこれに決めたよ。
この生地でワンピースを作ってもらおうと思ってるんだけど、日本帰ったらこれ着れなくね?って冷静になりつつある自分がいる…嫌だ…冷静になりたくない…
ちなみに、ボツワナでは特に若い人は大半が洋装を着てるんだけど、年配の方だとまだまだ生地を布屋さんで買って、村の仕立て屋さんで仕立ててもらうことが多いみたい
ジャーマンプリントについてはこの記事で詳しく書いたので、興味ある人は読んでみてね~
ちなみに、家に帰ったらなんとホストマザーも同じ布で仕立てられたワンピース持ってた。
おそろだ!!
みんな各々迷いながら布を買い、布屋を後にする。時間の都合であんまりいられなかったんだけど、もっと色々見たかったなあ。
そのあとはモールでお昼ご飯を食べて、みんなはクラフトマーケットへアクセサリーや伝統工芸品を買いに、わたしは事前にアポを取ってた日本大使館へお話を伺いに行ったよ。
モールからタクシーで10分…大使館に着いた!!
大使館へ行ったらボツワナの伝統ダンスを見るイベントでお会いした菅原さんが応対してくださったよ!
その時の話はこちら↓
今回お話をメインで伺ったのはこのお二人!
吉田さんは総務省から外務省に出向されていて、ボツワナと日本の外交についてやODAをメインに仕事をされているそうだ。
もうひとりは相澤さん。外務省に努めているわけではなく、専門調査員としてボツワナの政治について調べ、必要があれば外務省にレポートを書くのが仕事なんだそうだ。
わたしのメモが不完全なのと、紙幅が限られているので(言ってみたかった)全部書けないのが残念でならないけど、文字に起こせるだけ起こすから是非読んでみてね!
ディープに話を聞けてめちゃくちゃ興味深かったし、ボツワナと日本の外交について知れる場面なんてそうそうないからみんなにもぜひぜひ読んでほしい~
ちなみに、在ボツワナ日本大使館のサイトはこちら!日本文化を広めるイベントも行ったりしてる、覗いてみてね~
以下、質問して教えてもらった内容を書いていくよ~
Q:吉田さん、バックグラウンドとお仕事の内容を教えてください
A:
- もともと総務省で働いていて、ODAの国内版みたいなことをやっていたけど、このままでいいのかなと思って出向を決めた
- この仕事に着いてから15年くらい
- ボツワナと日本の外交についての仕事、ODAや技術協力、補助金を出してインフラ整備を手伝う仕事など
- ボツワナはダイヤモンドが豊富なので他のアフリカ諸国に比べて所得が高い一方、他の産業が伸び悩んでいるので日本のノウハウを使って産業支援をしている
- 特に観光セクターで、対外発信やホスピタリティのトレーニングなどを日本のノウハウをシェアしている
- ボツワナは内陸国で港がないので、物流の強化にも取り組んでいる
- 今はダイヤモンドで得られた資本を政府が再分配するという社会主義っぽい構造になっているので、新たな産業支援や産業人材育成の分野を特に強化している
- 中ー高所得国とはいえ、相対的貧困層の格差解消、経済成長を通じての富の再分配を進めている
Q:相澤さん、バックグラウンドとお仕事の内容を教えてください
A:
- イギリスの大学院で国際教育開発学を学んだあと、総合コンサルで働いていた
- JICAのインターンでボツワナに来ていたことがあり、専門調査員の試験に通ったのでボツワナに戻ってくることを決めた
- 将来は国際機関で働くことが目標
- 専門分野はボツワナの外交についてで、SADC(南部アフリカ開発共同体)などボツワナの政治関係について調べ、必要があればレポートを書くのが仕事
Q:ボツワナについて、また、ボツワナと日本の関係について教えてください
A:
- アフリカの国といっても、ボツワナは植民地支配を受けたことがないという点でかなり変わっている国
- 植民地支配を受けたことがないゆえに、反米・反欧的な思想もあまりない
- ボツワナがここまで成功した要因は、ダイヤモンド資源の他にも、初代大統領、セレツェ・カーマの功績も大きいのではないか
- 彼は当時異人種間結婚がタブーだった時代にイギリス留学時代に出会った白人の女性と結婚するなどオープンマインドな持ち主だった
- 彼がダイヤモンド産業や教育に補助金を出したことも、国民の生活の質を向上させられた一因だったのではないか
- ボツワナと日本との関わりという点では、ボツワナは日本人にはあまり馴染みがない国で、邦人人口も20-30人しかいない、しかもほぼJICA職員
- だが、民主主義や平和主義など国の理念は近いものがあり、植民地にならなかった国という点も共通している
- JICA職員や青年海外協力隊の派遣は少ないながらも30年以上続いており、橋を建設したり地デジの導入をサポートしたりしている
- NHKが開発した方式(何の方式かは忘れちゃった)を、アフリカ諸国で初めて導入した国
- ボツワナはアフリカ諸国の中では珍しく中ー高所得国に分類されるが、低所得国や貧困国のカテゴリーではないと圧倒的に受け取れる支援の種類が減る。無償資金援助の対象には該当しなくなり、援助の内容も技術協力のみなどになる
- その中でも、日本政府とボツワナ政府はJICAや青年海外協力隊を通じて産業開発、コミュニティ開発、理数系教育の支援などを続けている
まだまだ書きたいこといっぱいある…!中途半端だけど明日に続くよ!
読んでくれてありがとう!また次の記事で~!
9/3-7 ボツワナの色々日記詰め合わせ!マニャーナ村の特にある日々
今回は最近あった色んなことの詰め合わせだよ!
留学と言っても毎日ドラマチックな出来事が起きるわけじゃないので()、今回はのどかなマニャーナ村の雰囲気を感じてもらえたらと思うよ
〈メモ〉
- マニャーナ村…わたしがホームステイしてる村。ボツワナの首都から車で1時間くらいのところにある。マニャーナ村で毎日セツワナ語やボツワナのいろんなトピックについて授業を受けているよ
- ホストファミリー…ホストマザー、30代のホストシスター、ブラザー、ホストブラザーの娘(4歳)。
- パパータ…ボツワナの伝統的なパン。
- 9/3
- 今日はひたすら課題のレポートを書いてた。アウトラインと素材はあったとは言え、朝10時くらいから書き始めて、お昼ご飯も作って、15時くらいに書き終えたの偉すぎる、ほんとに偉すぎる。次のペーパーはなにテーマにしよう?楽しみ。
- 家族が一日中出かけていたので、こっちに来て初めてインスタントラーメンを食べる。アメリカでも日本でもボツワナでも、スープの味は色々あれど麺の味は一緒なんだなあと懐かしくなる。美味しかった。
- 9/4
- 学校から帰って、約束してた通りパパータを焼かせてもらう。見事に焦がす。
- 煙が目に入ってとても痛い。ひい
真っ黒焦げだ…ホストマザーには「10点中5点」と言われた。厳しい…(´;ω;`) - この日来てくださったゲストスピーカーの先生。ジェンダーとセクシュアリティについてとても面白いお話を聞かせてもらった。最後にみんなで集合写真!
- 9/5
- 学校帰りにアシスタントのクロクロに借りているおうちを見せてもらう。学校からほんとに近い。
- アシスタントのクロクロはまだ大学院生で、仕事が終わった後に家に帰って、大学院の授業をオンラインで受けて課題もやってるんだそうだ。大変だ…。
- 家までの道で病院も見せてもらったし、大きなバオバブの木も見た。ほんとに大きい!
- 帰りにぶらぶらと歩いていたら、ジョンのお兄さんに呼び止められていちごをいくつかもらった。後でホストマザーとペオと分けて食べた。いちごなんて食べたのいつ以来だろう?甘くて瑞々しくて美味しかった。
- 9/6
- 今日は、ホストブラザーが共同親権で育ててるペオがお母さんのところに帰っちゃう日。残念だなあ…次いつうちに来るかわかんないんだって。寂しい。
- 9/7
- 木曜日。明日はハボローネに行って布屋さんを回ったりクラフトを見に行ったり日本大使館に遊びに行ったりできるのですっごく楽しみ。セツワナ語のテストも無事終わらせたので、楽しくなってみんなで放課後に酒屋に行ってお酒を買って飲んだ。
- わたしはサバンナっていうシードルのお酒。甘すぎなくてほろ苦くて美味しいんだけど、6%もあったので半分は飲み切れずジョンにあげる。
- ほろ酔いで解散した後はホストシスターに散歩に誘われて、スーパー横で売られてたソフトクリームとフライドポテトを買って食べながら帰る。楽しかった。
ジョンはジントニック、イネーズはシードルを飲んでた。明日も早いので早めに解散。
今日はこんな感じかな!
村では毎日新しいことが起こるわけじゃないし、ゆっくりとした時間の流れもマニャーナ村の魅力だなあと感じるようになってきたのでした。
今日も読んでくれてありがとう!
次は週末にハボローネに行って日本大使館の遊びに行った話を書くよ~!!
またねん
9/2 ボツワナのお祭りに行ってきたよ🥁②迫力のサンのダンス編
9/2 昨日の続きだよ~
まだ読んでない人は、ボツワナのお祭りに行ってきたよ①を読むと、より楽しんでもらえるかも!
腹ごしらえが済んだので、ダンスや歌の発表を見るためスタジアムにみんなで向かった。
すると、スタジアムの近くに東アジア人とみられる家族がいるのが目に入った。見渡す限り地元の人たちばかりなので、アジア人や白人はとても目立つ。
わーどこの人かなー、と話していると、話しかけてみようぜ、とジョンがどんどん話しかけに行く。
そしたらなんと、日本人の方だった!しかも、旦那さんはボツワナ大使館で働いてる方なんだって!すごい!
今年3月に赴任された方らしく、やっと慣れてきました~と家族そろいでジャーマンプリントの青い服を身にまとっていた。素敵。
もう一人、JICAの青年海外協力隊の若いお姉さんもいらっしゃってた。ここでサッカー教えてるんだって。
ボツワナなんて邦人人口20~30人くらいなのに、まさかこんなところで日本人に会えるとは!
時間がなかったのであんまりお話しできなかったのが残念だったけど、連絡先も交換できた!なんてラッキーなんだろう。ついてるなあ、わたし。
そのあとはスタジアムに入る。何人?500人?1000人もっと?以上の人たちが階段にもぎゅうぎゅうに詰めかけてて、座る場所も見つけられないほどだった。
仕方なくわたしたちも席の間の石段に座る。
色とりどりのおしゃれをした人たちはすごくきらきらしてた。最高に盛り上がった雰囲気の中で開会式が始まると、色んなダンスグループが一斉に音楽に合わせて踊りながら入場してくる。
衣装も様々で見ていて楽しい。動物の毛皮や鳥の羽、カラカラと音を立てる木の実、ジャーマンプリント、色々だ。
カメラを持っていた友達がダンサーの近くまで忍び寄ることに成功し、大迫力な写真を撮ってくれた!
ダンスはとても複雑で、言葉で表現するのは難しいんだけど、座っているダンサーさんたちが3拍子と2拍子の合わさったような複雑なリズムを、手拍子と掛け声で刻んでいる。
それに合わせて、円の中心でダンサーさんたちが足につけた楽器を鳴らしながら複雑なフォーメーションで踊っている。
ダンサーグループは3~4くらいいたんだけど、自分の知識が乏しいせいで見分けがあまりつかなかった…
どのダンスも、自分が今まで触れてきたどんな音楽やダンスとも全く違っていて惹き込まれてしまった。
写真をこうしてよく見てみると、ビーズで作られたアクセサリーを身に着けていてすごく綺麗だ。
ホストファミリーに見せると、サンの人たちだね、と言っていた。これがサンの人たちのダンスかー!見れてよかった。とてもいい機会だった。
イベントが終わった後、みんなで集まってまたバンに乗り込む。渋滞をのろのろ進み、また3時間くらいかけてマニャーナ村に帰る。そのころには疲れ切っていて、みんなほぼ無言だった。
けど、「楽しかったねー」「また明日ね」と言い合って帰る。楽しかった。
今回も読んでくれてありがと!
そういえば数日前に、高校の友達から、このブログを知り合いに紹介したいんだけど~ってメッセージが来てめちゃ嬉しかった…!
せっかく書くなら、読んだ人に「読んでよかったな」って思ってもらいたいから、感想とか「こうしたほうがいいと思う」「こういうことも書いてほしい」っていうのがあったら是非教えてほしいです!お願い!
それじゃーまた次の記事で!ばいばい~
9/2 ボツワナのお祭りに行ってきたよ🥁① 原色カラーの素敵布、ジャーマンプリント
〈初めて読む人向けのメモ〉
ハボローネ…ボツワナの首都。わたしはそこから1時間くらい離れたマニャーナ村に住んでるよ
プラ…ボツワナの通貨。1プラ10円くらい。
今日はみんなでお祭りに行った。
ディトゥバルーバという村で年に一度、いろんなダンスや歌やクラフトを披露してみんなで盛り上がるお祭りらしい!
伝統的なダンスは迫力マックスだった。
お祭りの宣伝。にぎやかな感じが伝わってくる
そのことを前日に知って、みんな行きたい!となったの急遽決めて、朝から行く事にした。
朝10時に学校で集合。みんなきちんとおしゃれをして文化的にも適った格好(女性は肩や二の腕を出さず、膝下のスカート、男性はシャツにスラックス)をしていた。
ジョンがめずらしく元気なさげにうずくまっていたのでどうしたの?ときいたら、
昨日の夜に地元のお酒飲んだら具合悪くなったんだって。ソルガムと牛乳を発酵させたお酒で、朝から数回吐いたって。かわいそうに…
みんなで朝からバスに揺られてトイレ休憩やガス補給も含めて3時間くらい、13時にやっと現地到着。
屋台がたくさん出ていて賑やかだ。
16時にバンの周りで集合することを確認し、最初にみんなでお昼ご飯を食べに行く。
屋台がいくつが出ていて、好きなおかずとご飯を選んでお弁当に詰めてもらうビュッフェスタイルのところを選んだ。
わたしが選んだのは、牛肉を柔らかく甘く煮て繊維状にほぐした、セスワっていうボツワナの伝統的な料理!
お肉が柔らかくてジューシーでふわふわしてて美味しいのだ。
それとほうれん草の炒め物、豆とコーン。美味しかった。それとキンキンに冷えたジンジャーエールを飲む。
これで500円したかな?くらい。美味しい。
腹ごしらえが済んだところでスタジアムの周りのお店をうろつく。
伝統的なバスケット、服、アクセサリー、家具、コップ、などなどいろんなお店の屋台があった。
売り物の写真の許可を取るのを忘れたので、インスタの誰かの投稿で失礼…
本当に色々な柄やサイズ、模様があって美しい
色とりどりのジャーマンプリント、ドレス。すっごい素敵…友達はカバンやアクセサリー、カゴ、ツボ、コップとかを買ってた。
もっと時間があればよかったなあ…もっと色々見たかった。
また拾い画で申し訳ないんだけど、ジャーマンプリントっていうのはこういうボツワナで着られている伝統的な布の総称で、ボツワナカラー?の青を基調にしたものが多い。
道行く歩いてる人たちのジャーマンプリントのドレスがもうどれもめちゃくちゃ素敵。
色や模様もどれ一つとして同じものがないんじゃないかってくらい色んなものがあって…素敵なドレスを見たとき、目が釘付けになってしまう。
やっぱり伝統的な色で青が一番多いんだけど、青も水色から深い青や藍色まで様々で、次いで緑、茶色が多いかな。
ときどき黄色やオレンジ、赤などの派手な布もあって、それもそれでめちゃくちゃ可愛い。
パターンも様々で、ロングスカート、ひざ丈、ミニ、Aライン、タイと膝上スカートペプラム付き、後ろだけ長いタイプ、フリルが左右非対称なタイプ、トップスもアシメフリル付き、Vネック、ボタンダウン、襟付き、パフスリーブ、オフショル、片方だけオフショル、刺繍があしらってあったりレースがついてたりとものすごく自由。
そしてジャーマンプリントってハリがあるから、スカートにしても袖でもフリルでも、ふんわり立体的になるからすごくかわいい。
通る人通る人みんな素敵なコーディネートで、気づくと目が釘付けになってしまう…
東アジア人が着たら、布負けして存在が消えて無くなりそうな強い原色の柄が、強い日差しと深い肌の色と合わさってどのドレスもとても綺麗だった。
本当は写真を撮ってもいいか聞きたかったんだけど、あまりに失礼かなと思って聞けなかった。
でも本当に素敵だったなぁ。
やべ、好きすぎて色々語っちゃったよ…。
ジャーマンプリントって名前の由来的に、他のアフリカ諸国で用いられてるカラフルなコットンの布と同様西洋から植民地時代にもたらされたものなんだろうけど、
いつどこからどのように広まって、どのようなパターンがいつ頃主流になって、イギリスの影響をどれくらい受けてるかとかすごい気になる。
dithubaruba とインスタで検索かけると写真が出てくるから、ジャーマンプリントとかお祭りの様子が気になったら調べてみてね!
以下にいくつか写真を載っけておくよ
長くなっちゃった、次は伝統的なダンスについて書いていくよ!
読んでくれてありがと〜(@^^)/~~~
8/31 ボツワナの伝統的なパンを焼いたよ
〈メモ〉
ホストファミリー…ホストマザー、30代弱のホストシスター、ホストブラザーの3人のおうちにステイしてるよ
今日は家に帰ると、約束してた通りボツワナの伝統的なパン、パパータの作り方を教えてもらう。🍞
このパパータというパンはシンプルながらもふわふわもちもちで、たっぷりバターをつけて食べるのが最高に美味しい。
焼き立ても冷めたものも美味しくて、たくさん焼いておいてもあっという間になくなってしまう。
材料は、山盛りの小麦粉、大匙3杯の砂糖、塩を小さじ2杯、ベーキングパウダー、イースト。
イーストさえあれば、あとは家にあるもので作れるので簡単。
これらにお湯をちょっとずつ加えてよく混ぜ、大きな一つの生地になるまでこねる。
ここまでがなかなか大変で、生地は手にくっつくしべったべただしかといって小麦粉を加えすぎてもぱさぱさになるし、そしてこねるのもかなり力が必要でなかなか上手くできない。
ホストマザーやシスターがこうやってやるんだよ、と言って見せてくれた。
手つきがとても鮮やかで、生地がどんどんまとまっていく。
こね終わったら蓋を被せてしばらく休ませ、生地が膨らむのを待つ。
休ませたあとの生地はこんな感じ。パパータの赤ちゃんの誕生である。
生地が十分膨らんだら手のひらに収まるくらいのサイズに千切って丸め、火にかける直前に小麦粉をつけて薄く伸ばす。
これもなかなかコツがいる作業で、小麦粉をつけて手際よく伸ばさないとベタベタになって上手く行かない。
それができたら、戸外のキッチンで火をおこし、直に火にかけた鉄板の上で並べて焼く。
こう書くと簡単だけど、実際はもう煙がほんとにすごくて、目が痛くてうわーーと泣きながら逃げ回ってたのをホストマザーに笑われまくった。
ホストマザーやシスターは平気でパンをひっくり返してたので平気なの?と聞くと、慣れてるからーと言っていた。
慣れると痛く感じなくなるってこと?すごくない?ともかく。
10分ほど、ひっくり返しながら焼いて完成だ!!
パパータを全部焼き終わって、一個試しに食べてみた。ちょっと焦げてたけど美味しい!!
なかまでふわふわのもちもちだ。
日本帰っても自分でやってみたいなあ、パン作り。こうやって記事を書いてたらあっという間に23時だ。ああ今日もレポート進まなかった…頑張らないと、、、おやすみなさい。
おまけ: すっごい焦がしたときもあるよ
パンが美味しくてたくさん食べすぎて太りそうです
今日はここまで!読んでくれてありがとう、また次の記事で〜!
8/31 グーグルマップが使えない村に転生した件🗺
8/31
〈メモ〉
- ジョン、ダニエル…一緒にアメリカから留学してきてる友達
- マニャーナ村…わたしがホームステイしてるボツワナの村。
マニャーナ村、空が広くて星は綺麗だし食べ物も美味しいし毎日楽しんでるんだけど、唯一難儀してることがあるとすれば道が時々「ほぼ砂浜」なところ。
道が舗装してあるしてないとかではなく(ほぼ舗装されてないんだけど)、ほんとに砂浜な上に土が赤いので、油断しているとくるぶしまで砂に埋まることになる。
写真はまだいいほうで、砂がこんもりと盛り上がって一歩ごとにずず、ずずと足を引き上げなきゃいけない道もたくさんある。
毎日靴に砂が溜まるし、スマホを落とすとすごく嫌な気持ちになるし、履いてきた新品の白スニーカーはあっという間に茶色になった…
今は割り切って毎日黒のスニーカーで歩いている。何事もこだわりを捨てればちょっと楽になるものだなぁ。
ともかく、今日は学校が終わった後、ダニエルの家に遊びに行くためにジョンと一緒にざくざく砂だらけの砂浜のような道を踏みしめて家まで歩いてった。
ダニエルの家まで片道40分くらいかかるんだけど、村の家々はどこも正直おんなじような見た目だし、ちょっとたどり着けるか不安だった。
ちなみに、マニャーナ村ではGoogle mapは使えない。使えないっていうか、使えるんだけど、あんまり意味ないのだ。
教会とかお店とかいくつかの施設を除いて、ほぼ真っ白。ストリートビューはない。
道は地図に載ってないことのほうが多いし、そもそも大体の土地が、野原か道か誰かの所有地なのか判然としない。
見事なまでに白いマップ。
そんな土地で冒険するのが怖すぎて、みんなでどこかに行くとき以外は学校と家との往復だけしかしてこなかったんだけど、ちょっとは遠くに行ってみようか、と思ってジョンと歩き始める。
道知ってる?とジョンに聞いたら「大丈夫!ダニエルに行き方を送ってくれるよう言っといたから!」と言われて安心する。
いざトークを開いてみると
「道なりにまっすぐ」「大きな木を見たらちょっと左に曲がる」「ここまで来たら細い道じゃなくて太めの道を右に」「最悪わかんなくなったら人に聞いて」
…。
え、まじ?
急に汗が出てくるのを感じながらも、 メッセージを頼りになんとか歩いてみる。
途中の家々で道を聞いてみるも、伝わってるか不安な2週間クオリティのセツワナ語と相手の英語をなんとか聞き取りながら向かう。
最後一直線ひたすら歩く道で、ジョンが「俺たちは道を間違えた、引き返そう」って言ったときはほんとにどうしようかと思ったけど、道の先にダニエルを見つけたときは安堵で力が抜けた。
迎えに来たダニエルがそれはもう神々しく見えた…
せっかく辿り着いたのに、17時には家に帰ると言ったので20分くらいしかいられず、もと来た道を引き返すことにする。
急いでいたけれど、帰るまでの間に4人もの人に声をかけられる。大体立ち止まってお喋りになる。
どこにステイしてるの、と聞かれると大体苗字を言うと「ああ、あそこの人ね。知ってるよ」となる。
友達だよとか言われることもしょっちゅうある。すごいなあ。小さい村だ。
以上、グーグルマップに頼って生活してる方向音痴が冷や汗をかいた話でした。
最近、一つ一つの文章が短いほうが読みやすいのかな〜と思って短くしてるけどどうなんだろう? もっとがっつり読みたかったりするんだろうか…
まだまだ試行錯誤です、それじゃまた次の記事で〜!