ぴっつぁー大学留学記/Pitzer College blog🌵

アメリカの大学に進学して感じたことを率直に記録していくブログです

8/31 村長に挨拶に行ったよ①

8/31

〈メモ〉

- コスィ…村長的なポジション。酋長とか族長とかいう言い方もできるけど、ネガティブに使われてきた歴史があるのでここではコスィと呼ぶ。

- コクラ…コスィが住んでいるところ。村の集会場としての役割も果たす。

- ナレーディ…わたしのセツワナネーム。

コスィとの集合写真!コスィはとても優しくて、質問に親身に答えてくれた

今日はコクラにみんなで挨拶に行く日だった。

外から来た人々はコスィへの挨拶を済ませて初めて、その村の一員として認められるんだって。

本当は村に着いてからすぐに挨拶に行くはずだったんだけど、コスィはすごく忙しいお方らしく、なかなか時間が取れなかったみたいだ。

ボツワナは独立時から徹底した民主主義で、議員は選挙で選ばれるけど、それとは別に、コスィは伝統的なリーダーとして村や人々を指導する役割を担っているらしい。

 

伝統的な場所に赴くので、わたしたちのドレスコードも伝統に倣ったものにする。

女性はひざ丈以上のワンピースかロングスカートを履いて、トップスは二の腕が見えない、胸元の開いていないものであること。

それからスカーフや帽子などで頭を隠すこと。

男性は長ズボンに長袖の襟付きシャツ、できればネクタイも。

 

わたしは唯一持ってるデニムのロングスカートに白Tシャツ、上にシャツを羽織って頭にはホストシスターの貸してくれたスカーフを巻いていった。

ボツワナの人たちはほんとにおしゃれにスカーフを巻くんだよって伝えたくて描いてみたけど、真ん中の子完全に虫歯スタイルだな~~

学校に行く道々でいろんな人に話しかけられるんだけど、通学路の途中いつも作業してるおばちゃんたちがいて、わたしがスカーフを被ってるのを見ると

「ナレーディ!モツワナ(ボツワナ人の意味)だね~!」とニコニコ手を振ってくれた。

嬉しい。おばちゃんたちにいつも癒されている。

 

そのあとみんなで歩いてコクラに向かう。コクラは私の家からさらに奥、10分くらい歩いたところにあった。

コクラは広くて、壁のいたるところにボツワナの旗が描いてある。

 

コスィは、初老の感じのいい男性だった。

一人ずつ順番に自己紹介をして、一通り彼の仕事内容などについての話を聞く。

それから質問はあるかと言われたのでみんなでどんどん質問していった。

政治のこと、村での彼の役割、法律、言語、文化、etc. 聞けば聞くほど、彼は驚くほど深い教養の持ち主で、みんな時間も忘れてどんどん質問してしまった。

 

長かったので明日に続くよ~読んでくれてありがと!

明日はコスィに聞いたことについて話していくよ!

 

バイバイ(  ' -')/~~~