ぴっつぁー大学留学記/Pitzer College blog🌵

アメリカの大学に進学して感じたことを率直に記録していくブログです

8/22 結婚式の伝統衣装を着せてもらったよ

8/22

22日に書いたものを削ったり付け加えたりして書いてます。これであなたもボツワナのことをよく知れるかも!

 

本日のハイライト。既婚女性がボツワナの結婚式に参列するときの衣装らしい。

家に着いた。

昨日は家についてからホストシスターとひたすら学校で何やったとかを読み上げて雑談。明日テストあるの、うおおおと宿題を手伝ってもらった。全部翻訳してもらってしまった。悪いなあ。あんまり身についてもない気もする。まだこの言語を始めて2週間だから無理もないけど。それからは、学校で何をしたとか、何を食べたかとか、みんなの様子を根掘り葉掘り聞かれる。何を食べたかすごい聞かれるなあと思っていたけど、夕食のメニューが被らないように配慮してくれてるのかもしれない。毎晩すごく手の込んだ美味しい料理出るし…。嬉しい。感謝せねば。じーん。

 

今日はボツワナでの結婚の話をして、牛を六頭あげるの本当とか何を着るのとか聞いた。以下聞いたこと

花婿家が花嫁家に払う牛の数はふつう6頭。しかし、結婚時に花嫁が処女だったら花婿家は牛をプラスで2頭払わなきゃいけない。それか、もし花婿家が花嫁をとても気に入れば、手持ちの牛を全部払うこともあるとか。ボツワナでは牛はとても貴重な財産だ。1頭1頭が高い値段で取り引きされるし、ステータスにもなり得る。そんな大事な牛を何頭も支払うとことになると、結婚は本人だけでなく家族にとっても大きなものになるんだろう。

 

ホストシスターが話してくれたことによると、結婚式は村の人であればだれでも参列してもよく、何日も続く盛大なものになるらしい。両家の家族や親族は総出で何百人分もの料理を作り、訪れた人に振る舞い続ける。米、パッパ(メイズを炊いてもちもちにしたもの)、モトホ(発行させたメイズのお粥)、牛、羊、ニワトリ、モロホ(ほうれん草)、ポテトサラダ…書いててお腹空いてきた。めちゃ美味しそう。これらを、給食を作るような大きな寸胴鍋で何時間もかけて用意する。ナレーディが来る1週間前に、ちょうどこの村で結婚式があったのにね、行けなくって惜しかったね~と話してくれた。

 

ドレスはどんなの着るの?伝統的な衣装とかあるの?って聞いたら、コクラ(村のリーダーが住むところ)に両家親族が挨拶に行く、その時に着る衣装をわざわざ持ってきて見せてくれた。ちなみに既婚でないとこの衣装は着れないらしい。わたしはまだ未婚なので、スカーフを止めるピンはつけずに羽織る形だけにして着せてくれた。

 

青のスカーフを頭に巻いて、青のジャーマンプリントのスカート、チェック柄のストール、をそれにバスケットに入れたメイズと瓜をくりぬいて乾燥させたカップ(伝統的ビールを入れるらしい)を持たせてもらって、きゃいきゃい写真を撮った。すごい、貴重だ。楽しい。

バスケットも一つ一つ違う柄で意匠が凝らしてあって楽しい

夕飯、ダンプリングを作ると言ってたので中国式の餃子をイメージしてたんだけど、実際はもっとベーグルみたいな感じだった。小麦、イースト、塩、で発行させた生地をぐんぐんお湯で沸かして茹でてた。一つ一つが両手の掌せないと収まらないくらい大きくて、もちもちしてて、小麦の素朴な甘さがすごく美味しかった。それと鶏肉の肉じゃがみたいなやつ。美味しい。夕飯を作りながら外で二人といろんな話をした。日本のテレビの話、写真を送った友達の反応、家族の反応。

こうやって野外のキッチンでお湯を沸かして作る。ママの手つきは職人技だ

日本のテレビの話もした。日本のテレビ局で、アフリカの国々に行って現地の人の言葉や文化、服を馬鹿にするような番組があることを知っているか、どう思うか、と聞いてみたら「そこで映されている文化も間違ったものじゃない、わたしたちの文化だから」と言っていて、二人がすごく穏やかなのが印象的だった。

 

もちもちのダンプリング(?)。すごく美味しかった

最近やっと生活のペースにも慣れてきて、悪夢を見なくなってきました。アメリカに行ったときもそうだったんだけど、自分は新しい環境に馴染む最初の数週間はめちゃくちゃ悪夢を見やすくなるらしい。

内容も、巨人に追いかけられるものから嫌いな人が出てくるものまで様々で、一時期「悪夢ビンゴ」を作ってどこまでバリエーションが出てくるのか試してみたら、感心するほど色んなものがあったことを思い出しました。

みんなももし悪夢に悩まされてたら作ってみてください「悪夢ビンゴ」(?)

 

 

今日も読んでくれてありがとう〜それじゃまた次の記事で!